CEAT基礎研究

悪性リンパ腫

T・M(1951年生まれ、男性)

内科医である患者は、2011年10月21日に血液専門医を訪れた。彼の主訴は、体重の減少と軽い呼吸障害、頸部リンパ節の腫脹だった。血液検査の結果、白血球は28,900/µℓ、赤血球は、326 ×104/µℓ、リンパ球比率は0%、ALP値は620 U/ℓ、そして病原性細胞の増加が判明した。ヘモグラムでは、赤血球のサイズの差異と白血球核膜の異常が確認され、リンパ系疾患である急性リンパ性白血病の可能性が示唆された。
4日後に彼は、精密検査によって抗癌剤療法が必要か否かを検討することになると伝えられた。彼は、抗癌剤療法は望まず、同日に当院を訪れた。彼の妻が長期にわたって保持していたC型肝炎ウイルスが、2か月間毎週2回当院でマイクロ波を照射したことで消滅したからである。
初診日から4日間、マイクロ波照射を行い、ヘモグラムはグラフに示したように改善を示した。他の治療は一切受けていない。彼は担当医である血液専門医にマイクロ波療法を受けたことを伝えていなかったので、血液専門医は彼の回復の理由を知らなかった。
4日後の検査で、血中に白血病細胞が残存していないことが判明したので、診断は、濾胞性リンパ腫に変更された。リンパ節の腫脹は数か所に存在したが、マイクロ波照射で小さくなっていた。12月14日の血液検査で異常はなく、共鳴現象は、癌反応を検知できないレベルだった。頸部リンパ節にはまだわずかに腫脹がみられたが、他のすべてのリンパ節は縮小していた。マイクロ波は、全身に対して約5分間照射された。副作用は観察されなかった。全般的な様態は改善されている(グラフ1,2,3)。

 

グラフ1:RBC、

LYMPH、病的細胞の推移

 

グラフ2:WBCの推移

 

グラフ3:アセチルコリン、テロメアの推移