CEAT基礎研究

腫瘍細胞と正常細胞に対するマイクロ波作用の差異

 正常HBE細胞とH322 NSCLC細胞を同量混合し、 6ウェルプレートで培養し、20cmの距離から1台のマイクロ波を3秒間2回照射した。Qtracker細胞ラベリング試薬によって、正常HBE細胞を緑、H322細胞を赤に染色し、その後の経緯を観察した。H322 NSCLC細胞は、24時間、48時間、72時間と経過するに従って減少する一方で、正常HBE細胞の減少は、ゼロ、あるいは極少であることが確認された。このin vivoにおけるマイクロ波の選択性は、生体内でも発揮されていることが予測できる。(米国ベイラー医科大学 本村禎准教授の研究成果)

画像1;マイクロ波照射前。赤がH322細胞、緑が正常HBE細胞。

画像2;マイクロ波照射24時間後。

画像3;マイクロ波照射48時間後。H322細胞の顕著な減少が確認できる。

画像4;マイクロ波照射72時間後。正常HBE細胞のみが確認できる。