CEAT基礎研究

転移性肺腫瘍(2)

I・T(1930年生まれ、男性)

2004年3月頃より風邪気味で肺のX写真を撮ったところ、肺癌との診断を受けたが、たぶん甲状腺癌からの転移だろうということで甲状腺を摘出したが癌ではなかった。05年6月2日当院受診。肺全野と大腸に癌活性反応があり大腸からの転移であることがわかった。持参した肺のCTでは左上葉外側に2個の腫瘍が見られる(写真1)。大腸の内視鏡ではポリープのみで、これを摘出した。健康補助食品としては、ビタミンC、タヒボ茶、アガリクス、プロポリス、玄米発酵食であった。希望によりマイクロ波治療とNK細胞による免疫療法を行った。マイクロ波は6月、7月各3回、8月、9月各2回 、10月4回、11月5回、12月4回で癌活性反応は消失し、2008年10月現在異状はない。肺のCTでは2006年1月6日(写真2)、07年8月10日(写真3)、09年3月16日(写真4)いずれも変わっていない。

写真1:2005年4月19日のCT画像。左肺上葉外側に2個の腫瘍が確認できる。

写真2:2008年3月10日のCT画像。腫瘍の大きさは不変。NKによる免疫療法を併用した。